◆インビザラインGOとインビザラインシステムの違いとは?
【インビザラインとは】
「インビザライン」とは、マウスピースを使った矯正システムです。
1999年にサービスが開始されて以来世界中で多くの人々に選ばれており、約800万症例という豊富な実績を持っています。
無色透明なマウスピースを用いて歯を少しずつ動かしていくため、目立ちにくく取り外しできる点が大きなメリットです。
また、インビザラインでは奥歯(大臼歯)を含めたすべての歯を動かすことが可能です。
そのため、様々な症例に対応することができます。
【インビザラインGOとは】
「インビザラインGO」とは、インビザラインの同様のシステムながらも、前歯のみの矯正に特化して開発されたシステムです。
奥歯は動かさずに前歯だけを矯正できるため、治療費の軽減や矯正期間の短縮が実現できるようになりました。
そのため、対応できる症例はインビザラインに比べると少ないです。
また、矯正期間は20ステージまでと限られています。
◆比較してみると?
インビザラインとインビザラインGOは、同じシステムを用いた矯正治療です。
ですが、「奥歯(大臼歯)を動かすかどうか」が大きな違いとなっています。
奥歯には、食べ物をすりつぶしたり、噛み合わせを支えたりするといった大きな役割があります。
そんな奥歯を動かすということは、噛み合わせ全体のバランスに影響が出てくるのです。
そのため、奥歯を動かす矯正治療では、治療方法もそれだけ複雑になり治療期間も長くかかります。
奥歯を動かすインビザラインは、専門的に矯正治療を行う医師向けのシステムであり、幅広い症例への対応が可能です。
一方で、インビザラインGOでは奥歯を動かすことはなく、軽度〜中度の症例に適しています。
前歯のみに特化したシンプルな矯正治療となるため、治療期間も短く費用も抑えることができるでしょう。
つまり、軽度~中度の歯列不正にはインビザラインGO、中度~重度の歯列不正にはインビザラインが適しているといえます。
現在の歯並びを考慮した上で、費用や治療期間とのバランスを見ながら最適な治療法を選ぶことが大切です。
◆歯科矯正についてお悩みがあれば西川デンタルクリニックへ
インビザラインとインビザラインGOの特徴や違いについて詳しくご紹介しました。
どちらも同じシステムによって矯正治療を行いますが、できる範囲や治療期間が異なります。
まずは医師に歯並びをよく見てもらい、より適した方を選びましょう。
歯科矯正についてお悩みがあれば、京都市中京区烏丸三条の西川デンタルクリニックへご相談ください。