歯科矯正とホワイトニングどっちが先?
◆歯科矯正とホワイトニングどっちが先?
歯科矯正とホワイトニングを両方行いたい場合、どちらを先にやるのが良いでしょうか。
基本的には、歯科矯正を完了してからホワイトニングを行うのが良いとされています。
その理由は、矯正治療の内容によっては歯の表面や裏側にブラケットと呼ばれる矯正装置を取り付けることにより、矯正治療の期間中に汚れが付着しやすくなったり、口内環境を清潔に保つのが難しくなったりするためです。
そのため、先にホワイトニングを完了してから歯科矯正をしてしまうと、せっかく白くなった歯が再び黄ばんだりくすんだりするリスクが高まってしまいます。
先に歯科矯正を行っておけば、ホワイトニングの治療時には矯正装置などが装着されていないため、スムーズに治療ができます。
ブラッシングの際も磨きやすいため、色素沈着や黄ばみの危険がある歯の汚れを取り除きやすいのです。
ただし、歯の裏側にブラケットを取り付ける歯科矯正や、マウスピースを用いた歯科矯正の場合は、ホワイトニングを同時に行うことができるケースもあるため、短時間で両方行いたい方は検討してみましょう。
◆歯科矯正とホワイトニングを同時にできる方法もある!
歯科矯正の種類によっては、同時にホワイトニングを行うことも可能です。
ここでは、ホワイトニングが可能な歯科矯正の種類について解説します。
1.歯の裏側に矯正装置を取り付ける矯正治療
歯の裏側にブラケットなどの矯正器具を取り付けて行う矯正治療の場合、歯のホワイトニングは問題なく行えます。
ただし、歯の厚みがあまりなく歯の裏側が透けて見える場合、矯正器具によって歯が暗く見えることがあるため注意しましょう。
2.マウスピースを使用した矯正治療
取り外しが簡単にできるマウスピースを用いた矯正治療の場合、ホワイトニングへの制限がないため、歯科矯正とホワイトニングを同時に行うことが可能です。
ただし、マウスピース矯正を補助するアタッチメントを取り付けている場合、ホワイトニングの邪魔になることがあります。
マウスピース矯正の場合、歯科医院に通ってオフィスホワイトニングが受けられるほか、自宅でマウスピースの装着時に薬剤を注入して行う「デントレード」というホームホワイトニングも可能です。
就寝時にマウスピースを装着しながらホワイトニングが行えるため、おすすめのホワイトニング方法となっています。
◆審美歯科についてお悩みがあれば西川デンタルクリニックへ
京都市中京区の烏丸三条で審美歯科についてお悩みの方がいたら、西川デンタルクリニックへお越しください。
自宅で簡単にできるホームホワイトニングのデントレードについてのアドバイスも行っています。